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10 November 2015            この場所について  |  ブログについて  |  TB:0  |  C:0  |
此所は管理人の三詩がFalse Islandを中心に、
ゲーム上での日記や、徒然とした雑感、落書き等がある場所です。
基本的にPL視点での更新になります。
気になられる事や、管理人にご用件など有りましたらコメントにどうぞ。
リンクは偽島の関係者様方に限りフリーです。

■生産枠について■
私の持ってる装飾、他の枠はPTさんが優先ですので、解放は少し遅れたりします。

最近は木漏れ日様、またはついったーで、枠が余れば解放してたりします。
必要でしたら覗いてみて下さい。対価は遺跡の中ではお気持ち、PS、
こちらがもし求める生産をお持ちでしたらお声を掛けるかもしれません。

遺跡外で出す場合は対価を設定しての取引予定です。


■ついったーについて■
島でもされてる方が多いようなので、しておりますが基本、中身のない呟きが多いです。
それでも宜しければ右のtwitterボタンから行くと呟き具合が把握できるかと思います。
フォローリムーブはご自由に、気負いしない程度という心積りでやってますので、
たまにスパム防止で鍵が掛かっている場合がありますが、宜しければどうぞ。



07 August 2010            38日目~夏休み 夜・後話~  |  日綴り  |  TB:0  |  C:0  |
『夏の夜 後話』

シルフィさんと、アルテアさんと別れた後フラフラと海辺の近くを散歩している。
浜辺へとやってくるとさっきよりも海が近く、波の音も大きく聞える暗い海も静かで良い物だ。
一つあげれば一人でこうしてやってきてる自分が寂しい人で有る事だろう。
静かで暫く滞在していたいのだけれど何だか、居心地が悪い。

点々と人の合間を縫って歩くと、視界の端にポツンと立ち止まり、
暫し回りを見てまた歩き始め立ち止まり、を繰り返す人物を見かける。
何をしているのだろうと目を凝らせば、昼間に浜辺で氷の上で
縛り付けられていた知人二人の内のお一人だ。
眺めればその後ろ姿は疲労の色が濃い。
一つ溜息を吐いている後ろ姿は何やら寂しげで。
知人が居た事に内心ほっとしつつ、近づいて声を掛けた。

「オルクスさん、こんな所にお一人でどうかされたんですか?」

名を呼べば気怠げにこちらを眺めて溜息を吐かれる。何かの期待を打ち砕いてしまったらしい。

「ああ・・、君か。いやね、娘の姿が見えなくて探している所だよ。時間が時間なのでね」

いつもよりも疲れた表情と、力ない口調からして暫く探し続けていたらしい。
立ち止まった儘なのも落ち着かない様なので、話しつつ、一緒に歩く。
丁度、この辺りを回ってゆっくりしてから帰ろうと思ってたから手伝いをして帰るのも丁度良いだろう。
手伝いを申し出ると、少し悩まれたけど一人よりは二人の方が安全ですし、
早く見つかるかもしれませんよと言えば渋々、了承して貰えた。
浜、海の家の側と二人で探しつつ、オルクスさんを見て昔を思い出す。
そう言えば昔、迷子になった自分を探してくれた兄も似たような顔をしていたなぁ、と。

……早く見つかれば良いのにな、と思いつつ自分も浜を少し離れ暗い、森の側を見て回る。
人が隠れられそうな木陰や、茂みを見て見てもやはり誰もいる気配はない。
森の中に入る迂闊さは、オルクスさんから聞いた娘さんの事を考えるにしそうにないので、
ここら辺で切り上げて一旦戻ろうと思い踵を返した時だった。
海の気配に少し変わった香りを感じて立ち止まる。

立ち止まると何の変哲もない海が広がっている。
強いて言うならば、恐ろしく先程より波が収まっている事位だろうか。
波打ち際、近い場所が何やらおかしい。 例えるなら波打ちの際の際、こちらとあちらの境界。
その丁度の所が異様にぼやけて、見える。……どうも、嫌な気配しかしない。
回りを見れば連れ立った男女達の姿は見えない。

(余計な事に巻き込まれるのはご免だな…)

例えば遙か向こう黒い海の中からこちらに向かって延々と手招きをする白い腕達のような厄介な物には。
そう言えば時期的に、俺の居た所では死者が海から戻る日とされていたのだったか。
そんな事を思い出しつつ、回りに人が居ないかを確認しながら、足早にその場を離れた。
呪術師の癖に幽霊や怪談が苦手とは我ながら恥ずかしい物だ。
意志を持って起こされた異変や、異常には別段恐怖はない。
こういう話筋はあっても、自分の意志に関係無く襲ってくる怪異や、存在は苦手だ。
子供の頃だけの苦手な物だと思ったら、大人になっても変わらなかった。
林の中からこちらを見る目にも正直叫び出したい所だが、オルクスさんとの事もあるので速歩きで無視する。
もう先程までの頭の暑さや、意識のふわふわ感などぶっ飛んでいる。良かった、
確かに酔い冷ましにはなったがマジ怖い。泣けたらきっと、本気で泣いていただろう。
そんな事を考えつつ、見えない人には見えない客を連れてその場を後にした。




samabake-yoru.jpg





「お連れの具合が悪そうだが大丈夫かね?この先に休める所がある筈だが」

海から帰る途中にぐったりとした俺に水着をくれたシルフィさんを見かけ、
どうした物かと途方に暮れている所へ声を掛けたのは、昼真に遭遇した綺麗な水着の女性だった。
その時とは違い、今はきっちりと、落ち着いた印象の強い衣装を身に纏っている。

「宜しければ、ご一緒して貰えると助かるのですが…、シルフィさん大丈夫ですか?」
「ぅ、んー……大丈夫ですよー……あ、どうぞどうぞ。誰か知りませんけど」


こうして夏の長い一夜が始まった。。。
『夏の夜 前話』



「さっきは有り難う御座いました。後、昼間も声を掛けずに申し訳ありませんでした。ええと…、
俺の名は燕子花 清明と。清明の方が名になります、宜しくお願いします」

例の彼女も少し表情を緩めた後に名乗ってくれた。

「うむ、丁寧にありがとう。私はアルテアという。アルテア・S・レイフロストだ。
昼間の件は連れもあったのだろうし、気にする事でもないさ。お連れの名前も尋ねて良いかね?」
「あ、ご丁寧に。シルフィとかいいますです、よろしくですよー」
「清明君にシルフィ君か。よろしく見知り置き願おう」

こうしてアルテアさんの協力の元、無事に目的地に着き、各々自己紹介も終った。
道中、アルテアさんの力の強さに世話になりっぱなしだったのは言うまでもない。そこへ
頼んだ物がやってきたので、食事を始めたのだが、アルテアさんの動きが止まって居るので
見ればシルフィさんが酒を凄い勢いで呑んでいた。その光景を見て停止する。
俺とアルテアさんの視線を別の物と捕らえたのか……飲みます?と訪ねてくれたが
酒に弱いと言うことで心苦しく有ったがお断りした。

「……それにしてもシルフィ君は酒が好きなのだね?」

具合が悪そうだった彼女の事がアルテアさんは気になるらしい。
確かに、即お酒!は可能では無さそうだっただけに当然と言えば当然だけれど。
彼女の言葉に少し、間を置いてシルフィさんが語る。

「んー、蛇はそういうものだと思います、よ?……おいしいのに。」
「確かに俺の故郷でも蛇の一族の方達は酒好きが多いと聞きますね」

確かに、蛇に属する、また蛇に関わる一族には酒好きが多かった気がする。シルフィさんの蛇の言葉に
興味を抱くアルテアさんにシルフィさんが説明する最中、俺は頼んだお茶を少し置き、
卓上のお品書きを手に取り眺める。島では言葉を交わすには苦労しないが文字は読み取り難く、
ゆっくりとお品書きの中身を読み上げていく。最初のお茶と一緒に頼んで出てきた刺身を一口摘む。
美味しい。他の物も何か無いだろうかと、見るとだし巻き卵と漬け物を発見する。

二人は蛇話が進んでおり、アルテアさんも少し表情が解れているようだった。
そんな二人を横目に先程より苦いお茶の味に首を傾げながらも口にする。
アルテアさんはあっさりとした野菜系を摘みつつ、ワインをじっくり味わっている。
シルフィさんは変わらずにお酒を水のように呑み干している。

「ところで、その髪の毛は地毛なのかね?昼間私が見ていた理由、そのひとつが君のその髪だったのだよ」

お茶の味を訝しがっていると、昼間のあの事について話しかけられた。
翼は出てないし人目に入る物と言ったら確かにこの髪ぐらいだろう。前にも似た様な事で
話しかけて来た人が居たので成る程、と納得する。


05 August 2010            37日目~夏休み 昼~  |  日綴り  |  TB:0  |  C:0  |
samabake.jpg




”一緒に海に行きませんかっ?
浜辺は皆さん水着ですし、水着じゃないと目立っちゃいますよ?”

サマーバケーションとやらとは縁は無さそうだと、シルフィさんから頂いた水着を片付けようと、
袋を手にした俺の元にやってきたのは、少し前からの知り合いのラスさんだった。
いつもと違って、意気揚々と楽しそうなその様子に、自分は行かないとも言えず、
手元の水着をくれたシルフィさんの顔も浮かんでしまったので結局、長時間渋った結果に
海へ行く事に首を縦に振ったのだった。その時のラスさんの笑顔は楽しそうだったので
これはこれで良かったんじゃないだろうか。絶え間なく変わる表情にこちらも癒される。
気紛れさが無く、人懐っこいので猫らしいと言うかは微妙、と思って
自分の所の猫系を想像したら切なくなったので止めておく。




そんな経緯を経て、俺は海に来て水着という物を着用し、
恨めしい程に照りつける太陽の下立っている。
傍らには誘ったラスさんが立っているが、当人もこれ程の人が居ると思わなかったらしく、
小さく可愛らしい目をしばたかせて居る。俺も俺で人混みは苦手なのと、いつもと違って
背に有る物が無い状況でこの恰好というのは恥ずかしさ倍増で落ち着かない。


15 July 2010            36日目  |  日綴り  |  TB:0  |  C:0  |
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ただ、待つというのは、不安だな。

そ う零した彼女に側の黒猫の妖は苦笑を。

何時だってそれは自分たちが抱いてきた思いであったから。

『約束の終わり』

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